Archive | 3月 2016

性器感染病に効くケトコナゾールは日本で売ってる?

ケトコナゾールはイミダゾール系の抗真菌剤で、細菌の細胞膜合成を阻害する効果があります。通常、水虫などの白癬や皮膚カンジダ症の治療に用いられます。また性器カンジダ症にも効果があるとして、医師から外用薬が処方されることがあります。
性器カンジダ症は一般的に性交渉によってうつる感染病ですが、性器周辺にもともと存在している菌でもあり、通常は免疫によって増殖が抑えられているのです。それが体力低下や体調不良、ストレスなどで体の免疫力が下がると、菌が繁殖し痒みや炎症を起こします。特に女性に多い感染病で、重度の場合は堪えられないほどの強い痒み、炎症による激しい痛みを伴うことがあります。
性器感染病であるカンジダ症を起こす真菌に対し、ケトコナゾールは菌を殺す働きを持っています。そのため菌の増殖を防ぐと共に症状を改善することができるのです。
ケトコナゾールには一般的な塗り薬である外用薬と、飲み薬である内服薬があります。医師に処方されて出されるのは外用薬であり、日本では内服薬の販売がされていません。日本で正式販売されている外用薬は、日本の製薬会社が作っている薬です。そのため内服薬が欲しいと思った場合は、インターネットなどを通して、個人輸入代行業者から購入することになります。
ケトコナゾール内服薬には強い効果がありますが、反対に副作用も存在します。外用薬には、かゆみ・かぶれといった軽度の副作用がありますが、内服薬の場合はホルモンバランスを変化させるため、性機能障害や肝機能障害などが起こる可能性があります。日本で販売されていないということは、安全性がまだ確立していないからです。使用する前に、医師に相談して検討するようにしましょう。